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実績・解決事例

下請会社が足場から工具を落下させ通行人がケガを負わせてしまった事例

ご相談内容

クライアントが管理していた工事現場で稼働していた下請会社が、足場から工具を落下させ、それが当たった通行人に怪我を負わせてしまうという人損事故を発生させてしまったため、被害者との交渉はどのように進めたらよいかというご相談いただきました。

案件のポイント

人損事故の場合、慰謝料が高額になることが多いため、まずは任意保険の適用の要否を検討することになります。
また、時間が経ってから損害額が大きかったことが判明するケースもありますので、事故に関する事実関係を把握する前に、被害者と示談交渉を始めてしまうことは避けた方がよいでしょう。
その上で、事故の責任割合、慰謝料額の相場等を過去の裁判例などに照らしながら検討し、加入保険の内容も加味して交渉を進める必要があります。

解決内容

幸いにも被害者の怪我の程度が軽微であったため、相場の範囲内の金額での示談について被害者にもご納得いただくことができました。

弁護士からのアドバイス

人損事故に関する交渉は、極めてデリケートなものになることが多々ありますので、初期的な対応を誤ると高額な治療費及び慰謝料を請求されてしまう可能性もあります。
人損事故が発生してしまったら焦らずに弁護士に相談することを強く推奨します。

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