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実績・解決事例

従業員が自動車の運転中に死亡事故を起こしてしまった事例

ご相談内容

クライアントの従業員が交通事故により被害者を死亡させ、逮捕されてしまったため、会社としての対応方法を教えてほしいというご相談をいただきました。

案件のポイント

一般的に、交通事故が発生した場合、民事事件と刑事事件の2つの観点からの検討が必要となります。
民事事件については、事故における当事者の過失割合や、相手方に生じた損害額などが争点となることが多いです。
一方で、刑事事件については、実刑判決を受ける可能性もあるため、早々に刑事弁護の準備を進める必要があります。
民事事件と刑事事件の双方について、会社としての関与の仕方を検討していく必要があります。

解決内容

まず、事故を起こした従業員から事故状況の聴取りを行いました。
その上で、民事事件については、会社の任意保険の利用が可能であるかを検討し、被害者のご遺族と示談交渉を行いました。
一方で、刑事事件については、逮捕当初は身柄の釈放に向けた活動を行い、起訴後は情状弁護を主に行いました。
そして、最終的には執行猶予判決を得ることができました。

弁護士からのアドバイス

死亡事故の場合、ご遺族への万全の配慮が非常に重要です。
初動を誤ると取り返しのつかない事態になり得るため、事故発生直後速やかに、経験豊富な弁護士に相談することがよいでしょう。

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